おばんです～

ゴーです(･∀･)ｙ

去年のいわゆるジャニーズ問題のときからずっと気になってましたが。９０００万円（？）で和解したと報道されている、中居正広さんと女性との間のトラブルについて、キャンセルカルチャーが吹き荒れてますね。https://www.asahi.com/articles/AST1N112JT1NULFA007M.html?iref=comtop_list_01

和解したことについて、まあ、私もいちおう弁護士だし、守秘義務がどうのとか、その違反がこうのとか、何か技術的なコメントをして、社会的な意味があるかのような、安全なポジションに立つのが賢く見えるのだろうけど、そういうの興味がないなぁ。

私が、去年からずっと興味があることは三つです。一つは、刑法上の処罰範囲が拡がったのか？という点です。おそらく、世間が酷く怒っているのは、トラブルの中で、ほぼ性犯罪が成立していると多くの人が直感していることが挙げられるでしょう。

そうだとして、今回の場合で、不同意何とか罪みたいなものが実際に成立しているのでしょうか？　当たりまえ過ぎますが、逮捕も起訴も判決もないので、成立していません。でも、断罪している人々の内心は犯罪成立を前提にしてる気がしますが、そういう捉え方は正しいのでしょうか？

二つ目は、刑法的な犯罪の責ではなく、さらに民事の賠償責任ですらなく（和解が成立しているらしいので当然ですが責任は追及できません）、つまりは法的な責任以外の責任（道義的な責任と呼びましょう）の追及をしている現状が、本当に正しいのかという点です。

懲役になったわけではないけど、実質的に社会的地位を奪って抹殺するような処遇を与えたり、被害女性ではないスポンサーからの違約金等として経済的な負担を負わせたり、そのような刑事的民事的な断罪に類する処遇を喰らわせるのが、道義的な責任の取らせ方として、正しいことなのでしょうか？

「確かに法的な責任では断罪できないけれど、人の振る舞いとして許されるべきではない」という道義的な責任を追及しようとする多くの人々の直感は、そんなに確かなもの、間違いない正義の上にあるのでしょうか。

自分が正義と直感して心に湧いてしまうその怒り感情が、もし外国（アメリカ）で流行してるに過ぎない性的な面で過度に先鋭化した思想の影響だという可能性はないのでしょうか。日本が嫌いで、日本人が後れた野蛮な人々で、いち早く進んだ外国の思想や文化を取り入れるべきとの思想信条をお持ちの方であれば、そのような影響を受けることはむしろ喜ばしいことなのでしょう。

三つ目ですが、仮に、悪いことをしてたとして、責任をどこまで追わせられるのでしょうか。例えば、いまの風潮としても、人を殴って傷つける場合は、グラデーションを認めてもらえるでしょう。爪で引っ掻いても、腹にパンチしても、ナイフで刺しても、怪我をさせれば傷害ですが、断罪のされ方の差は大きいと思います。

でも、服の上から胸をさわっても、下着に手を入れて陰部を触っても、裸にして性行為的なことに及んでも、おそらく道義的な責任の問われ方はどれもマックスに近く、その人間は社会的にほとんどキャンセルされるのではないでしょうか（法的責任だと区々になります）。このような過酷な処遇になることは二つ目の疑問とリンクします。

私の疑問を簡単にまとめます。

一つ目は、「性犯罪が成立した前提っぽい感じで断罪してるが、逮捕・起訴・判決もなくて断罪していいの？　さらにいつのまにか性犯罪は処罰範囲がひろがったの？　政府答弁では不同意性交罪の処罰範囲は従前と異ならないってことだったけど？」

二つ目は、「道義的責任で断罪するのがありな場合はあるけど、そのとき沸き起こるあなたの正義感はどこからくるの？　本当に日本人が自然にもっている確かな感情なの？　無自覚に海外思想や外国資本の思惑に染め上げられてるんじゃないの？」

三つ目は、「おまけ論点だけど、仮に悪いやつがいたとして、どこまで悪さの責任を負わせるの？　悪さの程度・内容が不明で、当人同士が和解してる場合ですら、そんなの関係なく、性に関する場合は力一杯のキャンセルを喰らわせるべきなの？」

って、ことですかね(･ω･)ｙ

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え？食べ物の写真？(･∀･)？

これが今月一番うまかった昼飯です！

特盛り！６００グラム！！松山市で一番うまいやつ！